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合格発表?

2005年01月22日
今日は、昨日受けた中学校の発表の日。

学校の正面玄関に午後2時、それは張り出される。



わたしは午後0時40分頃、車で家を出発した。

目的地が近づくにつれ、心臓の鼓動は回数を増し、頭の中は酸欠気味だ。

喉から胸のあたりもなんだかモヤモヤして、心なしか息苦しい。



合格発表なんて、自分の大学入試のとき以来だ。

あのときも同じくらい緊張していたが、母が同行してくれたのでまだ少しは安心感があった。

それに自分自身で受けた試験だから、ある程度手応え感というものがある。

だが、今回は息子が受けた試験。どの程度できているものか、さっぱりわからない。



昨日、試験会場から出てきた息子に「どうだった?」と聞いてみたら、「まあまあできたよ」という返答だった。

もっとも息子の場合、「できた」というのは「書き込めた」という程度の意味でしかない。

それが正解しているかどうかは、かなり疑わしいのである。



それでも、「国語も算数も理科も、だいたいできた。社会がちょっとね・・・」ということだったので、ちょっと期待しないでもない。



それにしても、朝の入試開場前に勢揃いしていた大手進学塾の講師たちのお迎えには圧倒されてしまった。

雑誌などで塾講師による「励まし」が行われているとは知っていたが、実際目の当たりにすると、かなり精神的に威圧される。

「ああいう塾に何年も通った子たちが受けに来るんだもんなぁ。うちの子なんて6年生になってから準備したんだもん、こりゃ太刀打ちできるはずがないわ」

てな気分になる。

そのあたりも狙った作戦なのだろうか。これでメゲてしまっては、相手の思う壺である。



運転しながら、

「ひょっとしたら合格してるかも」

「やっぱり駄目かも。倍率すごいし」

という二つの考えがかわるがわる浮かんでは消え、浮かんでは消える。

その際、あの大手進学塾の腕章をつけた講師たちの居並ぶ姿がイメージとして必ず浮かんでくる。



いくら「お試し」とは言え、本命である2月1日以降の受験への練習台とは言え、落ちたらそれはやっぱりショックだ。

行く気のない学校でも、「合格していて欲しい」と思うのが当然の心理ってもんだろう。



とはいえ初日で合格してしまっては、2回目の受験が受けられなくなる。2回分の検定料を払っているのに、練習の機会が1回失われるというわけだ。

そして無事(?)不合格となり、2回目の試験を受けられたとして、それが合格だった場合は入学費16万円を払い込まなくてはならない。



2月の試験校のどれかに合格したら、この「お試し」校は辞退となる。当然、16万円も返ってこない。

これはちょっと痛い。

だが、2回の試験とも不合格となれば、やっぱり精神的にショックである。



どっちに転んでもショックが残るケースだ。

でも、やっぱり2回とも不合格だったというより、16万円捨てた。という方がまだ気分がいいに違いない。



さて、車に乗ったわたしは、1時半に学校前に到着した。

正門前の道路にはコーンがずらりと並べられ、駐車できない状態になっていた。

試験本番のときには停め放題だったのに、合格発表の時はなぜか停められなくしてある。

短時間で済むため、路駐する人間が多いからだろうか。

コーンがなくなっている先まで車を進め、そこに駐車して正門まで歩く。



わたしの脳の酸欠状態はますますひどくなり、今にも倒れそうだ。

こういう緊張感は本当にたまらない。

いや、いい意味での「たまらない」ではなく、本当に辛い。

少しでも早く終わらせたくて、小走りに正門へ急いだ。



2時までまだ20分もあるが、門の中にはすでにたくさんの人が集まっていた。

風の強い中、しばらく待つ。

寒い。手袋をしてくればよかった。

じりじりと待つこと15分。

2時5分前、正面玄関の中からいよいよ掲示板が出てきた。



人垣を堰き止めていた黒と黄色のポールが外され、受験生と保護者たちが掲示板へと歩き出す。

わたしも小走りに急いだ。

結果を早く見て、この胸苦しいほどの緊迫感を解消したいという一心だった。

そして、数字が見えるところまで来た。



ない。

息子の受験番号がない。

必死で見たが、やっぱりない。

一つ前の番号はある。息子の番号はない。そして、次の番号もない。その次の番号はあった。

何度も何度も確かめる。側にいたお父さんは、「よしっ!」とガッツポーズしていた。

「やった、受かった」

と小躍りする女の子の姿もあった。



わたしは極力平静を務めて、掲示板の前から立ち去った。

体育館では合格通知票の発行が行われている。

それを手に飛び出してくる女の子の姿を横目で見ながら、わたしは何事もなさそうな様子で学校を出た。



車に戻り、大きな溜息をつく。

やっぱり駄目だったか。

合格したら困るなとは思っていたけど、やっぱり落ちればショックだ。

すぐに携帯で夫に報せるべきところだが、その気になれず、わたしは車を発進させた。





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