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アケボノハゼの住まい

2009年10月19日
水槽の引っ越しに伴い、これまでアケボノハゼが隠れ家にしていたライブロックの置き方を少々変えました。そのため隠れ屋を失ったアケボノハゼは、マメスナギンチャクとライブロックの間の空間に身を置くようになりました。
image.jpg
わたしが餌をやりに行くと、白い矢印のところから顔を出して様子を伺うアケボノハゼ。
まだ新しい環境を警戒しているのか、なかなか姿を現しません。
最初ピンクの顔だけが穴から見えたときは、死んでいるのかと思ってビックリしたものです。

引っ越しから3日くらいは穴で潜んでいましたが、そのうちエサの時だけ出てきてくれるようになりました。
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でも、キイロハギが寄ってくるとピュッと穴に飛びこんでしまいます。

キイロハギのところで書いたように、この子はガッツキなので誰かが餌を食べていると「わたしもわたしも~」と寄ってってしまいます。
アケボノハゼからすると、覆い被さってくるキイロハギが襲ってくるように感じられるのでしょう。

ちゃんと食べているか心配で、スポイトにフレークを吸い取り、アケボノハゼの巣穴に直接振りかけてやることにしました。
すると、スポイトからじかにフレークを食べるようになりました。まるで鳥のヒナにエサやってるみたい。かわいいです。
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自作プロテインスキマー

2009年10月19日
プロテインスキマーとは、筒の中で泡や激しい水流を発生させることによってゴミやフンなどの有機物を浮かせ、排出してしまう濾過装置の一つです。
外部濾過装置を使用しないベルリンシステムでは必須アイテムらしいですが、高価なものは何万円もします。
100リットル以内の水槽ならマメスキマーのような安価なものでも良さそうです。
我が家では30センチ水槽でマメデザイン社製の「マメスキナー3」を使用しています。
購入したのは「熱帯魚通販レヨンベールアクア」のサイト。価格調査した結果どこよりも安かったので、ここで買いました。

マメスキマーはきわめて単純な仕組みで、一度使ってみると、これだったらわたしでも作れそう♪と思えるようなものです。
そこで、実際作ったプロテインスキマーをご紹介します。

【材料】
 ○ペットボトル・・・なるべく細身のもの
 ○ゴム製の栓・・・海水魚ショップで入手
 ○エアチューブ・・・100円ショップ
 ○エアチューブのジョイント(つなぎ)・・・ホームセンターか100円ショップ
 ○ウッドストーン・・・海水魚ショップ
 ○排水タンク・・・パスタ入れ、プロテインドリンクのシェイカ―など、蓋付きで筒状
           のもの
 ○エアポンプ・・・・マメデザインでは毎分2リットル以上のパワーのあるものを推奨
           しています

 ○太めのカッター
 ○キリ・・・カッターと同じく100円ショップ
 ○ビニールテープ・・・ゴム栓がペットボトルの口に合わない場合、ゴム栓に巻いて調整します

【費用】
エアポンプがうちにあったこともあり、工具も含めて1,600円程度で済みました。

【手順】
まずペットボトルですが、なぜ細身がいいかというと、その方が泡の上がりがいいからです。
本当はガラス製の調味料の瓶の方が形状がいいし安定しやすいのですが、穴が開けられません。そこで、加工しやすいペットボトルを使います。
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1.ペットボトルの下の部分をカッターでカットし、上部に穴を開けます。

2.栓はゴム製できちんと密閉でき、真ん中に貫通した穴が開いていればOK。探せばホームセンターでも売っているかもしれません。
わたしは「ペンギンビレッジ」で聞いたら分けてくれるというので、マメスキマー用の栓を購入しました。L字ジョイントが付いて600円でした。
マメスキナーを置いてあるショップだったら部品として売ってくれると思います。

ただしL字ジョイントはなくても大丈夫です。普通のジョイントならホームセンターで10コ入り160円くらいで購入できますし、別にL字でなくてもエアチューブが差し込めればいいわけですから。

3.ゴム栓の上と下の穴にそれぞれジョイントを差し込み、上の穴へはエアポンプから空気を送り出すチューブをつなぎます

4.下の穴にもエアチューブをつなぎ、マメスキナー3のサイトを参考にしてウッドストーンを付けます

5.ペットボトルの上部に開けた穴にもジョイントを差しこみ、排水タンクにつなぐエアチューブを接続します

6.ゴム栓をペットボトルの口に差しこみます。ぶかぶかだったら、ビニールテープを巻いて調整します

7.排水タンクの蓋に穴をあけ、チューブを差しこみます。この際、ジョイントを使用すると入れやすいでしょう。チューブ用の穴以外にも空気抜きの穴を小さくあけておきます。この穴がないと、ペットボトル内でエアが上がっていきません

8.排水タンクの中に入れるチューブの先端をタコ足状に細かく裂いておきます。こうすることで、ぶくぶく音を和らげることができます
s-P1080018.jpg【取りつけ】
ここまでできたら、水槽に取りつけてみましょう。
実は水中で浮かないように安定させることが一番の難関で、プラスティックはプカッとひっくり返りやすいのが厄介なんですね。本当はガラスの方がいいと書いたのは、そのためです。
そこで、100円ショップで買ったドリンクホルダーを使用します。

画像はゴチャゴチャしていてわかりづらいですが、要はドリンクホルダーを水槽の縁に引っかけてペットボトルをセットし、マジックテープで固定しているわけです。

うまく固定したつもりでも、エアポンプの電源を入れて泡がしゅわーっと上がってきたとたん倒れてしまうことがあります。
泡の上がり方を見ながら、マジックテープや輪ゴムなどでうまく固定してください。

エアリフト式のプロテインスキマーは、泡の揚力で汚れを浮き上がらせ、空気の圧力で吸いとってしまう構造になっています。
泡の大きさは三段階ぐらいに分かれていて、一番下は最も細かい泡、次に少し細かい泡、そして、一番上が最も大きな泡になります。

この一番大きな泡がずぼっ、ずぼっ、と、5秒~10秒に1回くらい排水タンクに向かって吸いこまれていけばOKだと思います。
吸い口がずっと泡に触れている状態だと、オーバースキミングといって、海水を多く取りすぎてしまいます。かといってあまりに吸わなすぎると、汚れが取れないので心配になります。

このあたりの加減が最初はわからず、ペットボトルの高さをどれくらいにしたものか迷うところですが、水に沈めたり、逆に浮かせたりしながら調節して、汚水タンクにどれくらい汚水が溜まるか把握する必要があるでしょう。

わたしは一晩で1センチくらい溜まればいいかな、という感じで調整しています。
こんな手作りスキマーですが、緑色の汚水やゴミが溜まってくるので、一応ちゃんと機能しているのかなと思います。

将来的にはもっとパワーがあってスマートなデザインのものを作りたいので、ガラス製のよい瓶を物色中です。
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チヂミトサカ

2009年10月19日
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前に購入したチヂミトサカは、わりと早い段階で消滅。
今回はリベンジを期して1,000円も高い値段のものを購入しました。

s-P1080010-1.jpg
カメラの関係でピンクが強調されてしまいましたが、実際はもっと淡いピンクです。
最初はパープルだったのに、最近は淡いピンク。大きくポリプを広げるようになった結果でしょうか。
とても綺麗で気に入ってます。

いずれはたくさん増やして水槽をチヂミの森にしたいと思っていますが、チヂミってけっこうクセモノ。わりと水質にシビアで気難しい感じなのです。
前回もポリプ全開で調子がいいのかと思いきや、あっという間に消えてしまったので、今回は慎重に育てたいと思います。
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